この度、出版社を設立しました。
まさか自分自身が出版事業に
関わるなんて思っても
見なかったのですが。
時の流れに常に移り変わりがあるように
私も新たな世界へと渡っていきたいと
思ったことがきっかけです。
素晴らしい知恵者の方々の「念い」を
一つのカタチにして
たくさん方々へ届けたい。
そのためには、出版事業を通じて
というカタチが一番いいのではと。
もともと、ビジネスの「ビ」もまともに
知らない時期から、離婚し子供を抱えて
生活をしていくにあたって、
どうやっていくか?と考え、起業したものの
多くの遠回りと失敗を経験し、
さらに借金を抱えましたが、
たくさんの知恵者の方々からの
助言のおかげで、
自宅のキッチン横で
パソコン一台から始めた事業は、
年商数億を売り上げる会社に成長
させていただきました。
もちろん、私一人での力ではなく、
お仕事をご依頼してくださる会社さまや
協力してくださる方々や一緒に働いてくれる方々の
お力のお陰です。
その間にはたくさんの出会いと別れがあり、
自分自身の無力さに何度も悩みながら、
女性だからということで
相手にしてもらえないことや
実績がないことで取引していただけなかったこと
などなど。。
さまざまなことを乗り越えて
今に至っております。(今も現在進行系です)
一つの会社では、
全くのど素人が、プリンタ一台でコピー事業を
スタートさせ、その後デジタル印刷数台、
コンピューター断裁機、製本機器などを取りいれて、
いち早くオンデマンド製本に
取り組ませていただいて、一時期はその分野で
かなりの印刷シェアをいただきました。
そして、印刷、製本に関することは
自社でもある程度できるようになったのもあり、
そろそろ次の展開へいく時期かなと思ったのです。
この時期に出版社を立ち上げるというと
数名の方々から、猛反対されました(笑)
大手出版社でも経営が困難な時期に
本が売れないこの時代の出版は難しく、
また流通させるのは取次店
との契約がないとだめで、
小さな出版社では、なおさらのことだと。
まして、出版業界と深く関わりがない
素人が手を出すにはハードルが高いから
やめた方がいい。などと助言をくださる
方々が多いこと多いこと・・・(苦笑)
14年前。私が起業した時は、
パソコンが一家に一台になるというところでした。
今は、スマートフォンが一人に一台。
いいえ、一人に数台いう時代で、
ドローン、VRと地上からますます
離れていっています。
スマートフォンって、一つ前の携帯とは違って
常に開いているアプリ画面によって、
同じiPhoneでも全く違うものになり
この10センチ程度の小さな画面の中に
それぞれの世界観があって、
隣同士に座っていても
まったく違う世界観同士。
肉体は近くにいても、
頭は離れている(違う世界にいる)という
肉体と精神のアンバランスを引き起こしている
起因が孤独感を生み出し、
様々な事象に現れているとのでは思います。
個性が重要視され、それぞれがそれぞれの
世界観で生きる時代になり、
ワンクリックで解決できない物事に関しては、
苦手意識をもち、
体感し考えるというのが薄れてきている
のではとも感じています。
私があえてここで出版社を立ち上げるというと、
無謀に見える方々も多いかと思いますが、
さまざまな知恵者の方のお力を借りて、
人から人へ受け渡してもらえるうよう
本というカタチに仕上げさせていだき、
ご縁から本というバトンを受け取った方々が、
本をゆっくり読むという時間を通じて、
今一度立ち止まって熟考していただいて
後悔のない人生を送ってほしいと
いう思いが強くあるからなのです。
ですから、マザー出版から
出版させていただくものは、
編集長の井後が厳選させていただいた方
となりますので、数は多く出版できないですが、
出版を通して、著者の方の世界観を
体験してもらえるようなイベントも考案
していきたいと思っています。
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マザー出版初の出版第一弾は、
成功小説家の犬飼ターボ氏の「月の商人」です。
13年前に書かれた出版されることのなかった
物語の復活で、
女性がビジネスを通じて成長していく
ストーリーとなっています。
2019年1月を出版予定としています。
マザー出版設立記念特別企画
犬飼ターボ氏出版記念講演会は、
2月2日(土)午後から大阪で開催いたします。
2月16日(土)午後からと東京で開催いたします。
とにかく、無謀ともいえるこの時期に
あえて出版社を設立しました。
今後はどうなるかわかりません。
とにかくやってみますね(笑)