先日、東日本大震災で大打撃をうけた、
宮城県、石巻~女川に行ってきました。
2011年の震災後は、会社としてもできる範囲でのことをしようと、
みんなで考えて関東の会社の方々への事務所の開放だったり、
事業のサポートをさせていただきました。
その後は売り上げの一部を寄付させていただくという形でしか
継続できませんでしたが、いつか現地を訪れてみたいとずっと思っていました。
そして今回ご縁をいただき、いざ宮城県の石巻~女川へ。
仙台空港へ降り立ったときは、
震災で流されたところとは思えないぐらい町並みがとても綺麗で想像以上
だったのでビックリでした。
ただ、石巻から女川へ移動していくうちに、
まだまだ、当時の面影を残しているところが沢山あり、改めて大震災の
すごさを目の当たりにすることに。
現地の方々には、震災当時のお話をお聞きし、そんな壮絶な体験をしたにも関わらず、
エネルギッシュな感じで、悲しみを乗り越えたその笑顔はとても力強く、
生きるということはこういうことなんだということを教えてもらいました。
また、震災当時は、日本全国からのボランティアの人やマスコミも
毎日のようにきていたけれども一年半たった今、
ほとんどのボランティアの人たちが帰っていったそうです。
ガレキの道がずっと続いています。
まだ建物の多くは震災当時のまま。
ここはほとんど流れさて何もかもが無くなったそう。
今回ご一緒させていただいた、
福井の一途のメンバーの方々の音楽を通して関わる人々を元気にしたいという思いの大きさにパワーをいただきました。
福井から宮城まで、機材を積んで車で12時間かけて現地入りし、
石巻の老人施設を数件、お祭り会場、小学校でのライブなど、一日に数回もライブを続けながら走り回ってっていらっしゃる姿を近くで拝見させてもらって本当にすごいなと思いました。
また、このご縁を繋いでくれた、コポキャラの藤原さんも
キャラワークというワークショップを石巻~女川で開催しながら現地の方々の夢を応援されていました。
現地の方からは、
「生きるベースが整い、やっとこれから何かをしていこうと前向きになった今こそ、
色々な方々の力が必要なのです」というお言葉をうけ、
私も自分かできることで被災地の方々への支援ができたらと思っていましたので、
今回、石巻の主婦の方々へ
インターネットを通じての仕事の支援をさせていただくことになりました。
後日、石巻復興支援センターのご担当者の方からの連絡で、
実際にやって頂いている小さいお子さんがいる主婦の方から、
「自分がやった仕事でお金がもらえるというのがとても嬉しいです」と
いうお言葉いただき、
改めて続けて発注できるように私たちも頑張らなければという
思いが強くなりました。。
これからもできる範囲で色々とできたらと思います。。
最後の日、女川の方々と一緒にライブを楽しみました♪
(※このオレンジハウスは、中村雅俊さんからの寄贈だそうです)
「やっぺす~イシノマキ~~♪」
音楽って数分でみんな一緒の感覚になるのでいいものですね。