46カ国を旅し、50職種以上の仕事をこなしながら、
国内外を転々と暮らしながら、年間数冊も出版される
執筆家の有川真由美さん。
お会いするたびに、どこからそんなパワーがでてくるのだろう
と不思議に思うぐらいの素敵な女性なのです。
真由美さんの周りには常に沢山の素敵な方達がいらして、
また、その方々のご縁つなぎの名人でもあるのです。
真由美さんのファンは世界中にいらっしゃって、
その方々と台湾やスペインとのご縁も繋いでくださったり、
沢山の時間を共有させていただくたびに
私の世界観がいつも何倍にも拡がっていく・・・。
時間が経てばまた会いたくなる人。
そんな真由美さんから新刊が発行され、
出版社の方を通じてお送りいただきました。
いつもありがとうございます。
いつも機嫌かがいい人の小さな習慣
有川真由美=著書(毎日新聞出版)
有川真由美さんは、
働く女性に生きる希望とエールを送るような内容の本が多く
女性ファンも沢山いらしゃいます。
「いつも機嫌がいい人」とは
いつも心を明るくしようとする習慣がある人だそうで、
それは、ほんのちょっとした習慣をしている人。
そのちょっとした習慣を88も集めて、まとめてくださっていて、
今回は、「習慣」という内容ですから、
男性も大いに参考になるかと思います。
真由美さんの提唱する「習慣にするためのコツ」とは、
難しいことでななく、とても簡単で、
①今すぐできるカンタンなことから、一つずつやってみる。
②「気分がいいこと」をしっかりと味わう。
③どんなとき、なにをきっかけにするかを決める。
というもの。
ポイントは一度にたくさんやらないことだそう。
これならできそう!
と心に響くものから始めることが大事
と言ってくださっています。
このような、イケイケ!ガンガン系にならないのが、
有川真由美さん節。
読んでいくうちに、
ちょっとだけでもやってみようかなと思わせてくださり、
不思議なもので、少しやってみると、
いい習慣が身につくのか、
他のものもやってみたくなるのです。
こんなにも付箋を貼って、読み込んでしまいました。。。
私が印象に残ったところは、
「使わない」と思ったモノは、3秒以内に捨てる~~!
ってところ。
真由美さん曰く、
モノを捨てられない人は、
「(モノ)が使えるか、使えないか」で判断しますが、
モノを捨てられる人は、
「(自分が)使うか、使わないか」で判断するということだそうで、
つまり「モノを中心に考えるか」「自分を中心に考えるか」という
判断基準の誓いが、モノを捨てる、捨てられないということとリンク
していて、しいては、自分をみれているか見れていないかということとも
連動していることだそうです。
モノが捨てられないという人は、自分がどうかというよりも、
そのモノを購入した時が高かったからとか、いつか売れるかもとか
何か執着や期待が入っている場合が多いですよね。
あとは、祖父母に育てられた人。
戦時中にモノがなかった時代の方々なので、
「モノは大切にしないとダメよ〜!」と口すっぱく育てられた人も
幼き頃の環境によって価値観が受け付けらた人もその習慣が染み付いています。
今は、モノ余りの時代。
どんどん捨てていかないと、次から次とモノがやってきますので、
自分自身が、何が快適で、何か快適でないのか
の判断さえもできなくなってしまう可能性もあると感じます。
私の周りでも、何でも自分で判断し、
自分の人生をキチンと生きている方の
家は、シンプルで、モノがあまりない印象があります。
ちょっとした習慣でも、積み重なると
生き方にも連動し、年月がたつと人生そのものまで
大きく差がでてくるもの。
いつも機嫌のいい人とは、一朝一夕で出来上がるものではなく
さまざまな小さな習慣を積み重ねている人のこと。
それが、仕事も人間関係もうまくいく秘訣!
ということに繋がってくるのですよね。
ここに書かれている内容は無理せず始められるものばかりですので、
人生を好転させたい習慣を身に付けたい人には、必見の書。
いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント
有川真由美(著) 毎日新聞出版