先日、ネイルを付け替えてもらいにネイルサロンにいき、
いつものように塗ってもらっていると、
そこに見た感じ80歳ぐらい?のとても清楚な感じの着物姿で、
品のある女性の方がこられました。
その女性は若いネイリストに、
「今流行のネイルは何なの?」
「次に付けるのはどんなのが、私に似合うかしら?」
と、丁寧に聞かれて、ネイリストのアドバイスを受け入れ
少しラメを入れたネイルをされていた最中に、
ジロジロと見ていた私と目が合い、
私があわてて、、、「そのネイル素敵ですね」とお声をかけさせてもらうと、
その方は、少しはずかしそうな笑顔で「ありがとうございます」と言われました。
いつまでもお洒落をして素敵な大人の女性だなととても好印象でした。
歳をとったので、いまさら化粧やネイルはもうしないでいいという母親の知人が
良く言っていたセリフが頭をよぎりましたが、
何をしても同じだから、しなくていいということではなくて、
年齢を重ねていても、お洒落に対しての好奇心や新しいものにチャレンジして
みようという気持ちがいつまでも若々しくいる秘訣なんだなと思います。
アメリカの詩人のウルマンが70代の時に書いた有名な「青春の詩」に
「青春とは人生の期間を言うのではなく、こころの様相(若さ)である」
というにもあるように、肉体(年齢)の若さと内面(精神)の若さとは異なり、
肉体的な若さは去っていくのでしょうが、内面の若さは自分次第なんだなと。
それでは内面の若さは何かというと、
色んな物事に対してや人に対しての好奇心ではないのかなと思います。
私も自分よりも何十歳も上の方と、お食事をご一緒させていただくことが
あるのですが、
その中でもひときわお洒落な78歳のダンディなそのお方も、
いつもスカーフをしていて、所作もセンスもよく、
また色んな事象に対してとても好奇心旺盛なのです。
いつまでも若く見られたいという気持ちは、老若男女みんな同じ。
取って付けたように新しいものを買いつづけ、
お金をかけ顔に手を加え続けるという表面的なことが若くいる秘訣ではなくて、
本当の意味で人生を楽しめている人がいつまでも、何歳になっても、
生き生きと若々しくいれる人なんだなと思います。
私自身も、生きている限り、
世界中の美味しいものを食べ尽くしたいという好奇心があるので、
マイ胃袋をどこまで保つかが「私の若さの秘訣!」•••でしょうね(笑