仕事とは何か?
ずばり、、、
自分を表現する場所。
私は仕事に対してこう定義付けています。
なので、仕事とは、
苦しいものでもなく、
我慢するものでもなく、
戦うものでもないのです。
もちろん、生活のため、借金返済のためとか
それぞれの働くための理由があるかと思うのですが、
仕事のどこかで、働くということを、
表現するということに切り替えていかないと、
あなたにとっての仕事は、
我慢、忍耐、生活の為だけのものになります。
今、転職理由の第一位は、
「自分のしたい仕事ではなかったから。」
ということだそう。
自分のしたい仕事って、
突き詰めると、仕事を通して自分を表現できているかどうか、
なのですね。
私も今まで多くの経営者の方にお会いしてきましたが、
ご自分の仕事に自信をもっている方というのは、
その仕事を通して、その人の生き方が現れている方。
なかには、ただ稼いでいるだけですとか、何となくやっていますとか
言われる経営者の方もいらしゃいましたが、
残念ながらその方からは、みなぎるエネルギーというのを
感じることはできませんでした。
私も自分で事業を興した起業当時は、
とにかく稼ぎたい!利益を出したい!
という気持ちばがり焦っていました。
事業を興すときは、とにかく無我夢中で走りきるって
いうパワーも大事ですが、
自分の軸がないときというのは、
周りの色んな方々の意見に惑わされ、失敗することが多かったです。
そこで、ある時、自分の中で視点を変えました。
自分は、何をしたかったのだろう?と。
ただ稼ぐだけでは、こころがスリ減ってしまう。
もちろん、事業として存続して行かなくては
いけないので、利益をだすことを追求するのは大事だけれども、
今の仕事って別に私でなくてもできる仕事じゃん。。。
みたいな。。(苦笑
それだと私に依頼してくれている取引先の方には失礼だし、
いつまで取引してくださるかもどうかも分からない。。
そこで、ある時から、私は仕事は、ただ稼ぐだけではなく、
仕事で自分を表現するにはどうすればいいか?
というのを考えるようにし、
また会社の事業コンセプトとして付け加えました。
様々な取引先の方の事業の代行をやらせていただいていましたので、
ただ、請けた仕事をこなして、請求書を送るということだけでなく、
その取引先の会社のあらゆるところを観て、
このようにされてはどうですか?こういう風にすればもっと効率よく
なるのではないでしょうか?と。
そして、
「私たちは、企業の女房役ですので、父親役である企業さんの成長を
手助けするのが私たちの喜びです。」
と伝えるようにしました。
(今は、会社も大きくなり、私も社長を引退し、
敏腕社長のもと、もっともっと色んなことができるようになっています。)
そういう視点で、仕事をしていくと、
自分が気づくところというのが、すべて自分の仕事になってくるのです。
また経験が積み重なると、自分の自信につながってくるので、
色んなことを見極める力もついてきます。
仕事を通して自分を表現できた人が、結果、自分にも自信がついて、
自分を信じることができるようになってきます。
その人が放つ、仕事に対してのエネルギーの違いって、
仕事を通して自分を思う存分表現できているか?の違いだと
思います。
自分を表現するには、我がままでいるのではなく、
周りとの折り合いも必要だし、自分の得意分野と不得意分野を
知り、やらないことを決めるのが大事。
仕事とは何か?
自分を表現し、自信をつけるもの。
いかがですか?
仕事とは自分をみることなので
とても面白いものです。